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2017年10月27日

心の変化に備えておくことが大切(女性・48歳)

先日、父がガンではなく、胃の動脈瘤の手術で入院しました。このとき、自分の親が病気になったとき、自分や自分の兄弟、親戚たちに、どんな心の変化が起きるのかを事前に知っておくのは、すごく重要なことだと痛感しました。

この本には、治療費や入院の手続きといったことが書かれているので、とても便利です。でも、それ以上に、家族ががんになることで、自分の心にどんな変化が起き、その変化にどう向き合うのかが書かれていて、きっと多くの人の役に立つと思います。
手術で一時的に体が弱った父は、わがままになりました。自分の体がしんどいからでしょうね。もしもがんになって苦しい治療が続いたら、わがままがもっとエスカレートするだろうな、心の準備をしておかなきゃ、と思えたのも、本を読んでいたからです。
看護師さんや医師との付き合い方、話し方も、参考になりました。看護師さんは、こちらが頼りにすることで、ものすごく親身になっていろいろやってくれます。おかげで、とても安心できました。

ガンは身近な病気です。怖がるだけでなく、もっと身近に引きつけて考えてもいいと思います。その助けになる本が、この本ではないかと思います。がん患者を持つ家族の方々はもちろん、そうでない方にも読んでほしい本です。

 

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