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2018年7月19日

辻由起子さん/大阪府子ども家庭サポーター

辻由起子さんは、かつてご自身がシングルマザーとして大変なご苦労をされており、現在は、子育てに悩むママたちや困難を抱えた家庭の相談に乗ったり、サポートのためのイベントを開催したり、講演活動や行政へのアドバイスもされています。また、ご自宅を「みんなの実家」と名づけて、駆け込み寺的に開放されています。
以下、『走れ!児童相談所』の発行当初から本書を全面的に応援していただいている辻さんからのコメントです。

『走れ!児童相談所』と『光に向かって』を多くの皆さんにおすすめしたいのは、まず、単に児童相談所の組織や機能を紹介しているのではなく、そこで働く職員が苦労しながらも子どもや家庭を支援する姿を描いた、リアルな人間のドラマだからです。下手をすればドロドロとしがちな内容が、さわやかに描かれていることも好感が持てます。
また、虐待の場面だけに焦点を当てるのではなく、虐待に至ってしまうまでの親の事情や背景を描き、親を一方的に責めるのではなく、寄り添う支援を描かれている点も、ぜひ皆さんに読んでもらいたいところ。2冊目の『光に向かって』は個人の自己責任にせず、さらに社会的背景にまで踏み込んでいることも評価できるポイントです。

もちろん、現実はこの小説のように、うまく事が運ぶことは多くありません。しかし、こんなに酷いことがあっただとか、何が悪いだとか、ばかり言っていても問題は解決しません。それよりもめざすべき支援の理想を描いてくれたことが、この2冊の大きな価値です。
次作があるのなら、さらに舞台を広げて、中間支援組織などの活動まで取り上げてくれればいいなと期待しています。

 

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