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2017年10月27日

困ったときにすぐに役立つ本(女性・54歳)

私は過去に看病をした経験があるので、興味深く読みました。Q&A形式で項目別に分かれているので、困った時に実践的に使える本だと思います。

私もそうでしたが、長いこと付き添い看病をしていると、看護師さんに聞きたいことを山ほど抱えていながら、忙しそうなので聞けない状況に陥ります。この本には「看護師さんに聞いていいよ」という通り一辺倒な答えではなく、具体的に「こういうタイミングなら聞いても大丈夫だよ」「紙に書いて伝える、メモを渡すという方法があるよ」など、看病でいっぱいいっぱいの自分には気がつかなかったことが書かれています。
看病していたときに知っていれば、もっと違っただろうと思いました。今度、家族の誰かが病気になったときには、ぜひ実践したいです。

これも本にも書かれていたことですが、看病は一人で抱えてしまいがちです。他人に任せられない、自分でやらなければならないという気持ちになってしまいます。私もそうでした。でも、それではいけないんですよね。一人では体力にも限界がくるし、なにより患者が私以外の人と関われなくなってしまいます。他人に頼る気持ちも大事なことを改めて教えてもらいました。
だから看病だけでなく、介護や他のことに関わるいろんな人に読んでほしいとも思います。

この本はずっと目のつく所に置いといて、いずれやってくるかもしれない自分の親の看病の時にもう一度読みたいです。

 

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