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2017年10月27日

家族ががんになる前に読んでおこう。(男性・52歳)

私は家族にがん患者がいるわけではありませんが、知人にすすめられて読みました。最初は正直、「関係ないけどな」という気持ちだったのですが、読み終わってから、今読んでおいてよかったと思いました。

日常的にがん患者を抱えることが、非常に大変なことがわかったからです。いえ、本当の苦労や辛さまではわかっていないと思います。しかし、想像以上に大変そうだと知ることができたのは、大収穫でした。

また、単に病院でずっと付き添うことが大変なだけでなく、日常生活が阻害されて生じる不都合、ストレスの大きさ、患者から突きつけられる無理難題、お医者さんや看護師さんとの付き合い方、などなど、具体的な問題も事前に想定できました。

だから、この本は、家族ががんになる前に読むべき本だと思います。もちろん、今読んでも、そのときになれば忘れているでしょう。しかし、この本の存在を知っているだけで、心のよりどころになると思います。

 

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